四季島に乗って感じた事

先日、抽選枠を譲ってもらって四季島(
詳しい乗車記は私よりも鉄道に詳しい方が色々書いておられるので
まずこの列車、自由に観光できません。
バスツアーと団体専用列車の組み合わせという形です。
高齢者も参加するため、歩く場所はほとんどありません。
初日の観光スポットはワイナリーと夜景。
私は呑めないのであまり価値が分からないのですが、
で、何が言いたいかというと、「
朝食→ウェルカムおやつ→昼食→ワイン工場でおつまみ→
美味しいものを頂く時にはお腹を空かせておくのが礼儀だと考えて
で、
あっという間に腹痛→
自分の施術が効いた証明にもなってよかった…?
(ちなみにトイレとシャワーがある空間にも窓があり、
だって、食べなきゃ損ですよ。
車内で出される食べ物&
ラーメンは生ハムで出汁とっているとか。
肉嫌いな私は食べませんでしたが、
現地でも珍しい食材がたくさん。
高麗人参の天ぷらとかほおづきとか初めて食べましたし、
そしてとにかく気前がいい。
ラウンジに置いてあった乗車記念のしおりは「
ソフトドリンクってホテルのラウンジだとアルコールと比して微妙
黄色いトマトジュース、超濃いりんごジュース、
と、
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しかしながらこの列車、微妙にリラックスできません。
■ドレスコードは食事時のみならず、
■ベッド兼ソファーなので、強制的に早起き。
■擬似皇族体験ができるお手振りの数々。
沿線いたるところで手をふってもらえます。
しかもやらされてる感がないので、こちらも精一杯応えます。
■食堂車が窓に向かって座るタイプなので、思いっきりホームの人と目が合う。
などなど。
皇族や芸能人って大変やなって思います。
しかしながら、非日常を存分に味わうことが出来ます。
普段バスツアーに参加しない私には新鮮な体験も多かったし。
蒔絵体験とか自分たちだけなら絶対やらないだろうし、酒が飲めない私がワイナリーなど行くはずもありませんから。
そしておそらく、数字に出来ない部分が四季島ツアーの魅力のような気がします。
この列車はソフト面の充実度が非常に高いのです。
クルーの方は自分の担当の方以外でも名前を覚えてくれていたし、食の好みなどさりげない一言を聞き逃さずそっとサービスしてくれたり、写真も取りまくってくれました。
定員は1両に6名…食堂とかラウンジとか除いた6両が客室なので、 36名で10両の車両を使っていることになります。
それに対してクルーも同じくらいいます。
(列車内でサービスしてくれる方だけではなく、清掃の方や案内の方、専用ラウンジでもてなしてくれる方などを含めたら、どれくらい多くの人件費がかかっていることか。)
人見知りの私には若干きつい場面もあったのですが、(乗客同士の交流が半強制っぽい雰囲気が)そこらへんは外国のクルーズ列車を参考にしたのでしょうか。
とはいえ、クルーズ列車というものを体験したことがない方は、ぜひ一度乗って見られることをオススメします。1泊2日でもハワイにビジネスクラス(&一流ホテルで)行けてしまうようなお値段ですが、それだけの非日常体験ができますよ。
(抽選に当選するのが、一番ハードル高い気もしますが)