名前の持つパワー

昔、天皇は空想で歌を詠んだといいます。
全然そんな景色が見えていないのに
「民が幸せそうに暮らしていていいなあ」
みたいな意味の歌を詠んでいるんですよ。
たとえ農民が飢えに苦しんでいようとも、ね。
それだけ聞いたら天皇は妄想がうまい、
で終わってしまいますけど、その和歌の中には
未来はこうあってほしいという願望が入っています。
で、実際にその願望通りの現実が訪れるという。
特に神通力がすごかった人は言霊力もすごく、
願った通りの未来になるように、そういう和歌を詠んだそうです。
出雲の華宴の神々も、似たようなことやってます。
それくらい、言葉の現実化力って凄いのです。
そしてイメージ力が強く、他者に応援されるビジョンほど現実化率は上がります。
これを一番カンタンに使えるのが、名前ですね。
私は過去生ネーム・戸籍上の(今生の)本名・全く新しい、未来のなりたい自分に相応しい名前を、自他ともに使い分けています。
過去のデータや能力を引き継いで「強くてニューゲーム」したいなら過去生ネーム。
過去と決別して未来のなりたい自分に焦点合わせるなら、完全に新しい名前。
現時点で本名にパワーがこもっているならそのまま、みたいな感じですね。
で、大事なのが「名前にこもるパワー」。
名前を呼ぶ人が、どういう想念をもってその名前を呼ぶのか。
例えば画数的に完璧な名前だとしても、その名前で商売をして詐欺を繰り返したら、その名前には負の想念がたんまり溜まってしまい…その名前を使い続けるたびに周波数が下がっていきます。
逆に、自分のファミリーや大事な人にしか伝えていない名前があれば…その名を使うたびにエネルギーは上がっていきます。
実は私は、人の名前を呼ぶ時はそこらへんを考慮してたりするのです。