磐座信仰の地へ

(前回からの続き)
ゼフがパワーアップ、というか本来の力を取り戻してきたので、調子に乗って熊野の磐座巡りをしました。
まずは定番どころの花の窟神社。
某神話で有名な「イザナミがカグツチを生んだ時、(アワビ)が焼けて死んでしまった」という物語の場所だとされておりますが、今回はその話は二の次。
ゼフの中にあるカグツチを活性化させるために、ここに来たのです。
いやあ・・・しかし圧巻です。
どうして熊野の磐座ってこんなにダイナミックなんでしょうね。
続いてはあまり知られていはいないものの、古代の磐座信仰の空気が色濃く残る「まないた」へ。
ゼフの車では一寸道を踏み外したら谷底真っ逆さま…みたいな道をゆっくり上り、そこから谷を下ったところにあるのですが、ここは子宮のようなエネルギーです。
龍もたくさんいるし、水と地のエネルギーも豊富でとにかく落ち着きます。
ここはレンタカーでもないと来れない場所だったので、ゼフに無理を言って来てもらいました。
しかし、(慣れっこのクリフはともかく)ゼフもシュースもこんな山奥の(世間的には)なにもないところまでよく付き合ってくれるものです。
エネルギーについてだいぶ理解が深まってきたからかな??
まないたでのグリッドワークを終えて、次は大馬神社へ。
ここも車がないと来づらいので、今回のチャンスを逃す手はありません。
文句も言わず運転してくれるゼフに感謝。
この神社は禊の場とか神木とかに目を奪われてしまいますが、私が最終的に目指したのは本殿の裏手にある大きな滝です。
手水舎から茂み越しにうっすら見えるのですが、もう少し近づきたい。
御嶽ハンター(自称)の血が騒ぐ。
木の間に獣道を発見したので、上がってみたらビンゴ。
思いっきり滝壺の正面に出られるではないですか。
いや、とにかくでかい。
那智の滝とはカテゴリが違う感じで、近寄れる滝でここまでスケール大きいのはなかなかないのではないでしょうか。
人が立ち入らないためかものすごくエネルギーも澄んでいて、クリフはここの龍神に色々とプレゼントをもらったようです。
これこそがグリッドワークの楽しみかもしれません。
(続く)