地に足つけるってどういう事?
スピ系の人でよく「地に足がついてない」って表現で評される方がいます。
空想にばかりふけっていて、何も現実化しない…みたいな意味ですかね。
確かにそういうスピは自己満足以外何の役にも立たないので、私もどうでもいいやと思っています。
ではその逆、つまり地に足つけるってどんな事を指すのでしょうか?
しっかり意図したことが現実化する、という定義になるのでしょうけど、どうしたらそうなれるのか。
簡単です。
今いる場に意識を向けるだけです。
別に小難しいテクニックとかイメージ力とか必要ありません。
例えば、今食事をしているとしたら、何を食べていてどんな味なのかを誰かに事細かに語る意識で味わい尽くします。
行きたかった神社に来たなら、波動や空気感、音や質感、身体の状態に意識を向けます。
快適な電車やバスに乗っているなら、シートの質感や揺れ、自分の今の感情を丁寧に観察します。
簡単でしょう?
逆に美味しいものを食べていても頭の中が過去や未来の心配
(「明日から会社か…憂鬱だ」「あいつ騙しやがってマジ許さん」とか)
で埋め尽くされていたら、意識が今にないのでまさに地に足がついていない状態(幽霊と同じで時空の狭間をさまよっている)ですね。
この定義の「地に足をつける」は、スピ系の人がよく使う「グラウンディング」という単語とは若干異なります。
スピ系でよく使うグラウンディングは「肉体に意識を向ける」「地球とつながってエネルギーを補充する(整える)」みたいなニュアンスです。
そちらももちろん大事ですし、今の自分の状態に意識を向ける点では「地に足をつける」と同じ状態になりますけど、今を感じるのにあまりテクニックはいらないので、意識できる時にやってみましょう。