強盗キャンペーンを審神者ってみた
※厳密には審神者じゃなくて分析とか考察なんでしょうが、このブログらしく審神者という言葉を使ってみました※
強盗キャンペーン、俺は利害関係が一致するので、ありがたく使わせていただきます。
でも何か罪悪感が先行して旅行に乗り気になれない…なんて声も聞くので、そんな方のためにこの記事を書いてみました。
一般的によく聞く強盗キャンペーンのアンチの声は以下のようなものでしょうか。
◆(コロナが流行るから)強盗の予算を旅館や旅行会社にに直接給付しろ。
◆なぜこの時期なんだ!そんな金あるなら被災地や医療関係者に~
◆旅行する余裕がある金持ちを税金で優遇するのはおかしい
◆東京だけ除外しても意味ない。(都民は移動するな)
◆被災地が大変なときに旅行する気になれない
これ、いろいろな感情がごっちゃになって論点すり替えがおきてます。
その結果、強盗キャンペーン中止と移動自粛が一緒くたにされてる感があります。
そこを一寸紐解いてみます。
————————————————–
まず強盗キャンペーンから東京都が除外されてますが…私の愛する小笠原は強盗対象外で、新横浜や大宮から出発する新幹線のツアーやねずみランドは対象、って不可思議な事態になってますね。
ではなぜ東京だけがバッシングされているのか。
個人的には「不満だらけの人のガス抜き」&「都民は都にお金を落とせ」という意図を感じます。
ゆりこさんは都外に行くなと行っても、他府県の方に「東京に来ないで」とは言ってませんし。
強盗キャンペーンをやるために、都民にはスケープゴートになってもらった、という側面もあるのでしょう。
実際そのおかげで、強盗キャンペーン自体は消えずに済みそうです。
ではなぜ今この時期に強盗キャンペーンをやるのか。
これは経営者ならわかるんじゃないでしょうか。
最近の高速バスは、3列シートなら中間列の席を売らない。
列車も席数を限定して密にならないようにしている。
乗る側からしたら有り難いですけど、「この体制で利益が出るはずがない。いつまで持つのか」と心配になります。
※ちなみに飛行機はマスク強制&全席売る。
(だから極力乗りませんw)
あと新幹線は窓側埋まる程度で赤字にはならないので、そんなに心配ないです。
ステイホームとか言われて
(どうでもいいですが、この言葉…犬に言われてるみたいに感じてなんかむかつく。)
3月あたりから旅行者激減して、はや三ヶ月。
蓄えがあれば1~2ヶ月は何とか耐えられて、持続化給付金受け取れれば一月は持つかもしれませんが…この先打つ手なしの企業はマジでやばくなります。
だからこそ、今強盗キャンペーンをやらねばならないのです。
給付金や補助金ではせいぜい1ヶ月もつかどうか。
固定費が高い企業なら200万など一瞬で消えます。
でも強盗キャンペーンなら、旅館の場合
国からの補助金+個人からの宿泊費+アルファ(関連施設の入場料とかお土産代とか)
で、レバレッジが効くしエネルギーも大きく循環します。
タンス預金とかしてる個人にお金を使わせるという意図でも、なかなか優秀なキャンペーンだと思いますよ。
もちろん利権絡みとか諸問題もありますけど、それを差し引いても。
(強盗キャンペーンという当て字は秀逸だと思ってますw)
>>後編に続きます